クリスマス当日

せっかくのクリスマスだというのに、まず向かったのは、モグラ(主治医)のところ。23日(土)が祝日だということを忘れいて、薬切れ。普段から薬の在庫を切らすことには、敏感だったのに。今日の分のデプロメールがない。
ところで、今日はクリスマス。モグラのところに着き診察票を出す。「メリークリスマス!」と言ったら、ちゃんと受付の方は「メリークリスマス」と返してくれた。「メリー」クリスマスには、場違いなところ(メンタルクリニック)かもしれないけど、受付の彼女たちとも2年以上の付き合いになるのだから、きちんと時節の挨拶はしたいものだ。(ちなみに、その後に寄った薬局の年上の管理薬剤師さんにも、ちゃんと年末の挨拶をした。でも「メリークリスマス」とは言わなかった。私の中のちょっとした差別かもしれないなぁ。ちと反省。)
ところで、病院の雰囲気というのは大事なことだと思う。特にメンタル系では落ち着く場所であってほしい。(モグラ(主治医)本人の雰囲気は、ちょっと難ありだが。)白っぽく冷たい病院っぽさは、気が滅入る。かといって、不自然に華美であったり、余計な気遣いを感じさせるような装飾も居たたまれない。
ほかのクリニックと比較したことはないけど、このメンタルクリニックは居心地がよい。今日行ってみる、さりげなく、ピインセチアっぽい造花が生けて(?)あり、その他なりにサンタクロースの人形がいた。
程よく抽象化された風景画がかけてあり、明るい茶系の壁、患者同士が隣を気にすることないような一脚づつのソファ、BGMは、FM放送を低めの音量で。そして、受付の人たちは、メンタルクリニックの為に生まれてきたのではないかと思う位、クリニックに誂えたようにとけ込んで、感じがいい。
たいがい2人の方が勤務されており、互いは診療に関すること以外一切話すことがない。それに患者と話すときは、ややうつむくように、すこし弱々しい声だけどもはっきりと聞き取れる声で、過不足なく的確に必要な要件について話す。冷たい感じでもなく、かといって同情的でもなく、患者を気遣う気持ちをささやかに含むように、小川洋子さんの小説に登場させたいような、その場にとけ込んだ人たちなのだ。
そんな方に「メリークリスマス!」。
ちょっとクリニックの空気に似合わなかったかも。